「看護師の求人を出しても応募が来ない」「人手不足で現場の負担が増え、離職が止まらない」「訪問看護を拡大したいのに看護師が確保できない」——病院・クリニック・訪問看護ステーションなど、看護職を抱える現場では、看護師の採用が経営の最重要課題になっています。
看護師は慢性的な売り手市場であり、条件のよい大規模病院や人気施設に人材が集まりやすい構造があります。中小規模の医療機関や訪問看護事業所にとっては、知名度でも条件でも大手に競り負けやすく、採用のハードルは一段と高くなります。
この記事では、看護師の採用が難しい理由を整理したうえで、応募が集まる求人の作り方、採用業務をプロに任せる「採用代行」という選択肢、そして運営者からよく寄せられる質問までを解説します。
看護師の採用が難しい理由
1. 慢性的な売り手市場
看護師の有効求人倍率は全産業平均を大きく上回り、「募集をかければ応募が来る」市場ではありません。 看護師は職場を選べる立場にあり、給与・勤務条件・職場環境で比較され、より条件のよい職場を選びます。
2. 夜勤・オンコールの負担が敬遠される
病院勤務では夜勤、訪問看護ではオンコールといった負担が、応募のハードルになります。ライフステージの変化にともなって「夜勤のない働き方」を求める看護師は多く、この層にアプローチできるかどうかが採用の分かれ目です。潜在看護師(資格を持つが働いていない層)の多くも、この負担を理由に現場を離れています。
3. 中小規模の施設・事業所は知名度で不利
大規模病院や有名法人に比べ、クリニックや訪問看護ステーションは知名度で劣ります。求人媒体に掲載しても、条件だけで比較されると知名度の高い職場に埋もれてしまいます。「規模では敵わない」からこそ、働きやすさや職場の魅力という別の軸で選ばれる工夫が必要です。
4. 採用業務に手が回らない
看護管理者や院長・所長が採用を兼務している現場では、日々の業務に追われて求人改善や応募者対応まで手が回りません。応募があっても連絡が遅れ、他社に流れてしまう機会損失が生じています。
数字で見る看護師の採用環境
看護師は医療の根幹を支える職種でありながら、慢性的に不足しています。有効求人倍率は全産業平均を大きく上回る売り手市場で、資格を持ちながら働いていない「潜在看護師」も多数存在すると言われています。
つまり、「現場は不足している・でも潜在層は眠っている」という状態です。潜在看護師の多くは、夜勤・オンコールの負担や、家庭との両立を理由に現場を離れています。裏を返せば、「夜勤なし」「日勤のみ」「時短可」といった働き方を提示できれば、この眠っている層を掘り起こせる可能性があるということです。
※上記は一般的な傾向です。最新の具体的な数値は公的統計等でご確認ください。
応募が集まる求人にするためのポイント
「働きやすさ」を具体的に打ち出す
訪問看護やクリニックの強みは、夜勤がない・オンコール体制が整っている・日勤中心で働けるといった点です。ワークライフバランスを重視する看護師に、その働き方を具体的に示すことが有効です。「オンコールは月◯回・チームで分担」など、不安を数字で解消しましょう。
教育・サポート体制を伝える
「訪問看護は一人で判断するのが不安」という声に応えるには、同行研修、オンコール時のバックアップ体制、相談しやすい環境を具体的に伝えることが大切です。ブランクのある看護師の復職も後押しできます。
多様な働き方を提示する
「常勤」「非常勤」「時短」「週3日から」など、多様な勤務形態を提示することで、子育て中の看護師や、フルタイムを望まない層まで応募の裾野が広がります。
応募への初動を速くする
売り手市場の看護師は、複数の職場を同時に検討しています。連絡が遅れれば即座に他社へ流れるため、初動の速さが決定的に重要です。
採用業務を「採用代行」に任せるという選択肢
看護管理者や経営者が、現場を回しながら採用業務まで担うのは大きな負担です。そこで有効なのが採用代行(RPO)です。採用代行とは、求人原稿の作成から媒体選定・運用、応募者対応、面接調整までをアウトソーシングできるサービスです(詳しくは「採用代行(RPO)とは?」の記事もご覧ください)。
看護師の採用代行を活用すると、次のようなメリットがあります。
- 応募が集まる求人設計をプロに任せられる
- 応募者への初動対応が速くなり、他社への流出を防げる
- 看護管理者・経営者が本来の業務に集中できる
- 人材紹介依存から脱却し、高騰しがちな採用コストを最適化できる
看護師は人材紹介手数料が特に高額になりやすい職種です。紹介に頼りきりの状態から採用代行に切り替えることで、採用単価を大きく下げられる可能性があります(「採用代行の費用・相場」の記事もご覧ください)。
支援実績:看護師4名を「無料採用」できた事例
私たち「レンタル人事」の支援先である明日香デイサービスセンター様(京都市南区)では、看護師4名を人材紹介手数料をかけずに採用することができました。
一般的に看護師を人材紹介経由で採用すると、1名あたり高額な手数料が発生します。4名ともなれば、その費用は経営に大きくのしかかります。この事例では、求人の見せ方と採用活動の設計を見直すことで、紹介に頼らず自社採用で4名の看護師を確保でき、採用コストを大幅に抑えることができました。
「看護師の採用は紹介に頼るしかない」と思われがちですが、適切な求人設計と採用活動によって、紹介に頼らない採用は十分に可能です。
※本事例はサイト掲載の支援実績に基づきます。成果は事業所の状況により異なります。
支援実績:病院・訪問看護での看護師採用
看護師採用では、紹介手数料に頼らずに多数の採用を実現した実績があります。
京都市左京区の病院(135床)――採用単価100万円→約17万円へ
立地が悪く車通勤も不可能なため、人材紹介を使っても採用がうまくいかない状況でした。1年間の支援で応募158件・採用19名を実現し、採用単価を紹介時の100万円から7万円台(想定より83%削減)まで下げました。更新されていなかったIndeed系媒体の再稼働やスカウト系媒体の強化、HP改修により、求人の閲覧数を月200回→約2,000回へ拡大したのが成功要因です。
京都市伏見区の訪問看護ステーション――開業3か月前から5名採用
新規オープンで、開業まで残り3か月という急務のなか、応募23件・採用5名を実現し、無事開業。採用単価も1名あたり24万円(想定より80%削減)に抑えました。
いずれも共通するのは、多数の媒体を運用して求人の閲覧数を増やし、紹介に頼らない応募を集めるという手法です。
▶ 詳しくはこちら:【実績報告】京都市左京区の病院 看護師/看護助手採用代行
※成果は事業所の状況により異なります。
よくある質問(Q&A)
Q. 人材紹介を使わずに看護師を採用できますか?
A. 可能です。実際に当社支援先で、紹介手数料をかけずに看護師4名を採用した事例があります。求人設計と採用活動の見直しで、紹介依存からの脱却は十分に実現できます。
Q. 夜勤ができる看護師が採れません。
A. 夜勤対応者は限られますが、夜勤専従で効率よく働きたい層も存在します。夜勤手当や勤務実態を明確に示すことで応募につながりやすくなります。同時に、日勤帯を潜在看護師で補う設計も有効です。
Q. ブランクのある看護師でも戦力になりますか?
A. 復職支援・研修体制が整っていれば、ブランクのある看護師は貴重な戦力です。「ブランクOK・復職支援あり」を打ち出すことで、潜在看護師にアプローチできます。
Q. 訪問看護のオンコールが不安がられて応募が来ません。
A. オンコールの実態(月の回数、チーム分担、バックアップ体制)を具体的に示すことが有効です。「一人で抱え込まない体制」を伝えることで、不安を和らげられます。
医療福祉業界に特化した採用代行「レンタル人事」
「レンタル人事」は、医療福祉業界に特化した採用代行サービスです。病院・クリニック・訪問看護・看護小規模多機能型施設など、医療分野の看護師採用支援に数多く携わってきました。
上記の「看護師4名を無料で採用」した事例のように、看護師が何を重視して職場を選ぶか、どの媒体・手法が有効かを熟知しています。
「看護師が採用できない」「人手不足で現場が限界」「人材紹介費用を見直したい」とお悩みでしたら、まずは現状をお聞かせください。貴院・貴事業所に合った採用の進め方を、無料でご提案します。
▶ 看護師の採用について、まずは無料でご相談ください。
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医療福祉業界専門の採用代行「レンタル人事」
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