医療・福祉の人材確保には、「採用代行」「人材紹介」「人材派遣」といった選択肢があります。しかし、それぞれ仕組みもコストも大きく異なり、「何が違うのか分からないまま人材紹介に頼り続けている」という事業者は少なくありません。
違いを理解せずに使い続けると、気づかないうちに採用コストが膨らんでいた、ということも起こります。この記事では、採用代行・人材紹介・派遣の違いを、仕組み・コスト・向いているケースの観点から比較し、医療・福祉業界での使い分けをわかりやすく解説します。
3つのサービスの基本的な違い
| 採用代行(RPO) | 人材紹介 | 人材派遣 | |
|---|---|---|---|
| 仕組み | 採用業務を代行してもらう | 候補者を紹介してもらう | 派遣スタッフに来てもらう |
| 雇用関係 | 自社で直接雇用 | 自社で直接雇用 | 派遣会社が雇用 |
| 主なコスト | 業務委託費(月額・成果報酬など) | 成功報酬(理論年収の一定割合) | 時間単価を継続的に支払う |
| 費用発生のタイミング | 業務の実施・成果に応じて | 採用が決まったとき | 稼働している間ずっと |
| 採用ノウハウ | 自社に蓄積されやすい | 自社に蓄積されにくい | 自社に蓄積されにくい |
| 向いているケース | 継続的・複数名の採用 | 今すぐ1名確保したい | 一時的・急な欠員 |
採用代行(RPO)
採用業務そのものを代行してもらうサービスです。求人作成・媒体運用・応募者対応などをプロに任せつつ、採用するのは自社(直接雇用)です。自社の採用力が高まり、ノウハウが社内に蓄積されやすいのが特徴です(詳しくは「採用代行(RPO)とは?」の記事をご覧ください)。
人材紹介
条件に合った候補者を紹介してもらうサービスです。採用が決まると、理論年収の一定割合を成功報酬として支払います。すぐに候補者を紹介してもらえる反面、採用単価が高額になりやすく、依存すると採用コストが膨らみます。看護師・ケアマネジャーなどは特に手数料が高くなりがちです。
人材派遣
派遣会社に雇用されたスタッフに来てもらうサービスです。一時的・急な人手不足には有効ですが、時間単価を払い続けるため長期的にはコストがかさみ、自社の人材として定着しません。
それぞれのメリット・デメリット
採用代行のメリット・デメリット
- メリット:応募が集まる仕組みをプロに作ってもらえる/初動対応が速くなる/自社に採用ノウハウが蓄積する/中長期で採用コストを抑えられる
- デメリット:すぐに人が来るわけではなく、採用活動として一定の期間が必要/丸投げでは成果が出にくく、自社の情報共有が必要
人材紹介のメリット・デメリット
- メリット:候補者をすぐに紹介してもらえる/採用が決まるまで費用がかからない
- デメリット:採用単価が高額になりやすい/依存すると採用コストが膨らむ/自社に採用力が育たない
人材派遣のメリット・デメリット
- メリット:急な欠員・繁忙期にすぐ対応できる/採用の手間がかからない
- デメリット:時間単価を払い続けるため長期はコスト高/人材が定着しない/指揮命令や期間に制約がある
医療福祉業界での使い分け
3つのサービスは対立するものではなく、状況に応じて使い分けるのが賢い選択です。
- 急な欠員・一時的な人手不足 → 派遣で急場をしのぐ
- 今すぐ1名だけ確保したい → 人材紹介で候補者を探す
- 継続的・複数名を採用したい/採用コストを見直したい/自社の採用力を高めたい → 採用代行
医療・福祉では、慢性的な人手不足のなかで継続的に採用し続ける必要があるケースがほとんどです。そのため、紹介・派遣だけに頼るとコストが際限なく膨らみます。採用代行で自社の採用力を高めることが、中長期の人材確保とコスト最適化の両立につながります。
とくに、人材紹介手数料が高額になりやすい看護師・ケアマネジャーなどを継続採用する事業者ほど、採用代行への切り替え効果が大きくなります。
事例:人材紹介に頼らず看護師4名を採用
使い分けの効果を示す一例として、当社「レンタル人事」の支援先である明日香デイサービスセンター様(京都市南区)では、人材紹介手数料をかけずに看護師4名を採用できました。
もし4名すべてを人材紹介で採用していたら、手数料の総額は相当な負担になっていたはずです。この事例は、「看護師は紹介に頼るしかない」という思い込みを、採用代行によって覆したケースといえます。継続的に人材が必要な事業所ほど、紹介依存から採用代行への切り替えメリットが大きいことを示しています。
※本事例はサイト掲載の支援実績に基づきます。成果は事業所の状況により異なります。
よくある質問(Q&A)
Q. 今は人材紹介だけを使っています。切り替えるべきですか?
A. 継続的・複数名の採用が必要なら、採用代行への切り替えでコストを抑えられる可能性が高いです。まずは現在の紹介費用と採用頻度をお聞かせいただければ、比較してご提案します。
Q. 採用代行と人材紹介は併用できますか?
A. できます。「急ぎの1名は紹介、継続採用は採用代行」といった併用も現実的です。状況に応じて最適な組み合わせを設計します。
Q. 派遣から直接雇用に切り替えたいのですが。
A. 採用代行で自社採用の仕組みを作ることで、派遣依存から直接雇用中心の体制へ移行できます。定着する人材を自社で確保する方向へ支援します。
Q. どれが自社に合うか分かりません。
A. 採用の緊急度・人数・頻度・予算によって最適解は変わります。現状をお聞かせいただければ、どの方法(またはその組み合わせ)が合うかを無料でご提案します。
医療福祉業界に特��した採用代行「レンタル人事」
「レンタル人事」は、医療福祉業界に特化した採用代行サービスです。「人材紹介費用がかさんでいる」「派遣頼りから脱却したい」「自社で採用できるようになりたい」といった課題に対し、貴事業所の状況に合わせた採用の進め方をご提案します。
「うちの場合はどの方法が合うのか」という段階でも構いません。まずは現状をお聞かせください。無料でご提案します。
▶ 採用代行と人材紹介の使い分けについて、まずは無料でご相談ください。
関連記事
- 採用代行(RPO)とは?医療・福祉業界での仕組み・メリット
- 採用代行の費用・相場【医療福祉】
- 看護師の採用(4名を無料採用した事例)
支援実績・導入事例
人材紹介に頼らず採用コストを大幅に削減した事例を多数掲載しています。
医療福祉業界専門の採用代行「レンタル人事」
背景透過.png)