「保育士の求人を出しても応募が来ない」「人手不足で受け入れ児童数を増やせない」「採用してもすぐ辞めてしまう」——認可保育園、認定こども園、小規模保育園、企業主導型保育園など、保育の現場では保育士の採用が慢性的な課題になっています。
保育士は資格を持ちながら現場を離れている「潜在保育士」が数多く存在すると言われており、いかにこの層を含めて母集団を広げられるかが採用成功の鍵です。逆に言えば、給与だけで勝負しようとすると、資金力のある大規模法人に競り負けてしまいます。
この記事では、保育園の採用が難しい理由を整理したうえで、応募が集まる求人の作り方、採用業務をプロに任せる「採用代行」という選択肢、そして運営者からよく寄せられる質問までを解説します。
保育園の採用が難しい理由
1. 潜在保育士の存在と担い手不足
保育士資格を持ちながら保育の仕事に就いていない「潜在保育士」は数多く存在すると言われています。給与・労働環境・人間関係・責任の重さなどを理由に現場を離れた人が多く、「資格保有者はいるのに、現場に戻ってこない」という構造的な課題があります。この層をどう呼び戻すかが、保育士採用の最大のポイントです。
2. 「大変そう・給料が低い」というイメージ
保育士の仕事には、業務量が多く責任が重い一方で待遇が見合わないというイメージが根強くあります。実際には処遇改善が進んでいますが、そのポジティブな変化が求人から伝わっていないケースが多く見られます。
3. 求人媒体で条件比較され、埋もれる
同じエリアに保育士求人が大量に並ぶなかで、給与・休日といった条件だけで比較されると、より条件のよい園が選ばれます。園の魅力や働きやすさが伝わらない求人は、応募につながりません。とくに中小規模の園は、大規模法人と給与だけで比べられると不利になります。
4. 採用業務に手が回らない
園長や主任保育士が採用を兼務している園では、日々の保育や保護者対応に追われ、求人改善や応募者対応まで手が回りません。応募があっても連絡が遅れ、他園に流れてしまう機会損失が生じています。
数字で見る保育士の採用環境
保育士の有効求人倍率は全産業平均を上回る水準で推移しており、慢性的な売り手市場です。一方で、資格を持ちながら保育現場で働いていない潜在保育士が多数存在すると言われ、この層の掘り起こしが保育業界全体の課題となっています。
つまり、「現場は不足している・でも資格保有者は眠っている」という状態です。潜在保育士の多くは、労働環境や待遇、責任の重さを理由に離職しています。「残業が少ない」「持ち帰り仕事がない」「ブランクOK」といった働きやすさを打ち出せれば、この層を呼び戻せる可能性があります。
※上記は一般的な傾向です。最新の具体的な数値は公的統計等でご確認ください。
応募が集まる求人にするためのポイント
「働きやすさ・復職しやすさ」を具体的に伝える
残業の少なさ、持ち帰り仕事の削減、ICT導入による業務効率化、有給の取りやすさなど、働きやすさを具体的な事実で示すことが、潜在保育士の復職を後押しします。「残業月◯時間」「持ち帰り仕事なし」といった数字は説得力があります。
ブランクありでも歓迎する姿勢を見せる
「ブランクOK」「復職支援あり」「研修体制あり」といったメッセージで、資格を持ちながら現場を離れている潜在保育士にアプローチしましょう。
園の雰囲気・保育方針を見せる
保育士が園を選ぶ際に重視するのは、給与だけでなく「保育方針への共感」と「一緒に働く人」です。園の理念、日々の様子、スタッフの声を写真とともに伝えることが応募の後押しになります。給与で大規模法人に敵わなくても、この「共感」で選ばれることは十分に可能です。
多様な働き方を提示する
「時短勤務」「パート」「週3日から」など、柔軟な働き方は、家庭と両立したい層に響きます。フルタイムにこだわらないことで応募の裾野が広がります。
応募への初動を速くする
保育士の求職者も複数の園を同時に検討しています。連絡が遅れれば他園に流れるため、応募後すぐの連絡が採用の成否を分けます。
採用業務を「採用代行」に任せるという選択肢
園長や主任が保育の現場を回しながら採用業務まで担うのは大きな負担です。そこで有効なのが採用代行(RPO)です(詳しくは「採用代行(RPO)とは?」の記事もご覧ください)。
保育園の採用代行を活用すると、次のようなメリットがあります。
- 潜在保育士に響く求人設計をプロに任せられる
- 応募者への初動対応が速くなり、他園への流出を防げる
- 園長・主任が保育や運営の本来業務に集中できる
- 人材紹介依存から脱却し、採用コストを最適化できる
支援実績:大阪府高槻市の認定こども園(保育士採用)
実際の支援事例をご紹介します。大阪府高槻市の認定こども園様を、「レンタル人事」が約1年支援し、想定より94%の採用コスト削減に成功しました。
- 背景:最寄駅から徒歩20分・車通勤不可で、紹介以外からの応募は月1件ほど。産休・育休による急募を、人材紹介に頼らずに採用したいというご相談
- 成果:応募89件・採用9名(紹介以外の応募が6倍に増加)
- 採用コスト:1人あたり4.4万円まで削減
立地に恵まれない園でも、無料媒体と有料媒体を計10個以上運用し、求人の閲覧数を増やしたことで、募集をかけた際にタイムリーに採用できる体制を実現できました。給与で大規模法人に及ばなくても、適切な求人設計で採用は十分に可能です。
▶ 詳しくはこちら:【実績報告】大阪府高槻市 認定こども園の保育士採用代行
※成果は園の状況により異なります。
よくある質問(Q&A)
Q. 給与を上げないと保育士は採れませんか?
A. 給与は一要素ですが、それだけではありません。「残業の少なさ」「保育方針への共感」「働きやすさ」で選ばれる園は多くあります。給与で大手に敵わなくても、別の軸で勝負できます。
Q. 潜在保育士はどうすれば戻ってきますか?
A. 離職理由の多くは労働環境や責任の重さです。「残業なし」「持ち帰りなし」「ブランクOK・復職支援あり」を打ち出し、それが見える媒体に出すことで、復職を後押しできます。
Q. 企業主導型保育園でも採用支援できますか?
A. 可能です。認可・認定こども園・小規模・企業主導型など、施設類型に応じた採用設計を行います。まずは園の状況をお聞かせください。
Q. 採用してもすぐ辞めてしまいます。
A. 早期離職は採用時のミスマッチが原因のことが多いです。求人段階で仕事内容・保育方針・働き方を正確に伝えることで、定着率の改善が期待できます。
医療福祉業界に特化した採用代行「レンタル人事」
「レンタル人事」は、医療福祉業界に特化した採用代行サービスです。認可保育園・認定こども園・小規模保育園・企業主導型保育園など、保育分野の採用支援に携わってきました。
保育士が何を重視して園を選ぶか、潜在保育士にどうアプローチすればよいかを理解しているからこそ、応募につながる採用活動を設計できます。
「保育士が採用できない」「人手不足で受け入れを増やせない」とお悩みでしたら、まずは現状をお聞かせください。貴園に合った採用の進め方を、無料でご提案します。
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- 【実績報告】大阪府高槻市 認定こども園の保育士採用代行(採用コスト94%削減)
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医療福祉業界専門の採用代行「レンタル人事」
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